

ALTIUM VR2000GMBのフルアルミシャシーは、メインシャシー上部ブリッジ構造、メインパネル接合構造等の大幅な変更、スライド式マザーボードの補強構造化、メインレインフォースバー(補強バー)、サブレインフォースバー(補強バー)の取付構造変更等シャシー構成をすべて一新し、
スタンダードフルアルミシャシー構造でありながら従来のMBシャシーを凌ぐほどのねじれ剛性を達成するとともに、対角歪み剛性で約1.6倍以上の剛性を実現する、WiNDyの新世代フルアルミシャシーとなりました。
そして、この強靱なベースシャシーをMB化するということは、MBも新世代への扉を開くということ。
さらなる剛性アップはもちろん、強靭でありながら振動吸収性、制振性に一層優れたシャシー構造により、MBは劇的な進化を遂げました。
■ ゲージアップバージョン
通常使用するアルミシャシー素材の板厚をゲージアップすることにより、アルミケースはまったくの別物となり、自作用PCケースとしての機能・性能を根本から覆す驚異的な効果をもたらすのです。またゲージアップすることによりシャシー構造設計の全てを1からやり直す必要があり、また生産手段の見直しや各種検査工程の改良などを経て、まったく新しいバージョンとして送り出されるのです!
■ シャシー構造設計
新規専用設計
■ カバー未装着シャシー単体計測
カバー装着のフルモノコックとすると上記数値はなお向上します。
■ ゲージアップ改良部/主要パーツ
| 部位 |
材質 |
ゲージアップ量 |
| ボトムシャシー |
A5052 |
1.5mm→2.0mm |
| フロントシャシー |
A5052 |
1.5mm→2.0mm |
| リアシャシー |
A5052 |
1.5mm→2.0mm |
| 5.25ホルダー |
A5052 |
1.5mm→2.0mm |
| HDDホルダー |
A5052 |
1.5mm→2.0mm |
| M/Bホルダー |
A5052 |
1.5mm→2.0mm |
| トップカバー |
A5052 |
1.0mm→1.2mm |
| レフトカバー |
A5052 |
1.0mm→1.2mm |
| ライトカバー |
A5052 |
1.0mm→1.2mm |
シャシー性能
■ シャシー剛性270%アップ

アルミシャシーを構成する主要アルミパーツの全てをゲージアップすることにより、驚異的なシャシー剛性の向上を実現しました。パーツ装着時のシャシーのたわみ・ゆがみをことごとく排し、強固なシャシー剛性をもたらす「ネジレ剛性」の270%(同ATX規格 ALTIUM FC500 レギュラーモデル比/当社比)の驚異的なシャシー剛性の向上を始め、垂直過重剛性にいたっては、何と単体シャシー(カバー未装着時)に人が乗ってもびくともしない、まさにアルミケースの常識を覆す驚異的なシャシー剛性を実現しました!
- 各部アルミ素材の板厚向上
- よりタイトなアルミ薄板超精密加工
- シャシー全面新設計(レギュラーモデルとはまったくの別シャシー)
- 約100kgの面受け垂直荷重に耐える超高剛性を実現
■ 最小の重量増加で最大の剛性向上
アルミケースの場合、ゲージアップによる剛性向上効果は非常に大であるといえます。特にWiNDyの場合、長年の技術と経験が生かされたモノコックシャシーの場合には、パーツ単体の剛性向上がモノコック化により相乗効果を生み出すため、さらに剛性向上効果は高まります。一般にスチールケースの剛性感が高いと思われがちですが、重量軽減のため薄板を使用せざるを得ない点や、接合面積が小さいことによる剛性不足というデメリットもフィーチャーされ、必ずしも高いとはいえません。シッカリとした構造を作り出すためには使用素材厚が重要なポイントとなります。 MUSCLEBACKシリーズでは、ゲージアップすることにより最小の重量増加にて最大の剛性アップを実現しています。
- スティール等異素材を用いない剛性向上のため軽量のメリットをキープ
- 各パーツの接触面積の増大が剛性向上に多大に寄与
■ 高性能を手のひらで、指先で感じる
自作PCの組立作業時には、シャシーの様々な部分に接触します。たとえば一般のスチールケースの場合、使用素材の板厚が薄く手のひらや指先の触感は非常に鋭利に感じてしまいます(素材端面の接触面積が小さいため)。その点、アルミケースでは、素材そのものの持つやさしさとあいまって非常にソフトな感触がありありと伝わってきますが、MUSCLEBACKシリーズでは、目を閉じて触れた瞬間にも心地よい高級感を感じさせるほど。これこそがPCケースの真の高性能感であり、高級感であると主張します!
- ゲージアップにより組立作業時の手触面積が拡大し、金属の鋭利感を排除
- 手触時の素材のたわみ感を排除し、高級感、信頼感を大幅向上
ゲージアップによる性能の向上
■ 共振防止性能の向上

ゲージアップにより、装着ドライブ、HDD、ケースファン、CPUクーラー、電源等によるシャシー共振を防止する共振防止性能の飛躍的な向上をもたらしました。
アルミ素材のゲージアップによりシャシー剛性の飛躍的な向上を実現したため、耳障りな比較的高い周波数の振動を確実に防止するとともに、ビビリ音防止効果は前例のないほどに高いものとなりました。
- シャシーの厚板化(ゲージアップ)により耐共振性の飛躍的向上
- タイトな加工精度も耐共振性に寄与
- 熱伝達を妨げる樹脂性ドライブホルダー等共振防止材を使用する必要がない
■ 静音効果の向上

搭載各パーツの動作音のうち、耳障りな比較的高周波域の吸音効果が飛躍的に向上するとともに、間接ノイズを遮断しピュアなパーツ固有の動作音のみとすることで、体感騒音の減少は目を見張るものがあります。
- シャシーの隙間をタイトにすることで間接ノイズを遮断
- ゲージアップ(部材質量の増加)による高周波域のノイズ遮断効果大
■ ネジ孔剛性の向上

主要シャシー構造パーツのゲージアップにより、アルミケースのウィークポイントであった、ネジ孔の強度が飛躍的に高まりました。たとえば、マザーボードベース、マザーボードの取り付けに際しては、10数箇所に及ぶスペーサーを取り付け、その上にマザーボードを設置しさらにネジで固定するという2重のネジ締め作業を伴います。
このとき締め付けトルクの調整によりネジ孔をなめてしまうことも・・・。またカバーの取り外しやHDDホルダーなど脱着に際しネジ締め作業を伴いますが、回数を重ねるうちにネジ孔障害を起こす危険も・・。ゲージアップすることにより、単一ネジ孔強度は約1.5倍となり、格段に強度と耐久性の向上を実現しています。
- ネジ孔の強度飛躍的向上によるネジ締めつけ許容トルクの増大
- 単一ネジ強度約1.5倍を達成
■ 熱容量のアップによる冷却性の向上

シャシーと直接触れる発熱パーツ(HDD、5.25インチドライブ、電源等)の場合、熱伝導効率の高いアルミ素材への熱伝導による放熱が行われることもアルミケースの優位点ですが、ゲージアップによりアルミ素材(シャシー構成パーツ)自体の吸熱容量が増加し、搭載パーツの冷却性が高まります。
- 発熱パーツ(ドライブ/HDD等)の熱吸収容量増大による冷却効果増強
カバーをはずし、ホワイトシャシーをハンドリングした瞬間に気づくシャシー剛性の格段の向上。
極め尽くされたシャシー構成パーツの形状、そしてブラインド手法を多用したメインシャシーパネル接合方法。
そこにはWiNDyが長年追い求めたスタンダードモデルでのフルアルミシャシー理想形が存在します。
多品種少量生産手法、ハンドクラフト工程、入念なワンメイク組立工程。
そのいずれもが、この理想のフルアルミシャシーを作り上げる上で必須の製造条件となるのです。
そして、短期間の間に改造、改良が可能なこの生産手法は、日々研鑚を続けるWiNDyシャシーテクノロジの必須条件であることを忘れないで欲しい。
WiNDyフルアルミシャシーを構成するすべてのパーツには確固たる理由が存在し、それがすべて調和した瞬間にアルミシャシーの理想形が生まれるもの。
■ メイン上部シャシーブリッジ構造

シャシー剛性強化の重要なポイントはメインシャシー上部ブリッジ構造の剛性強化および接合方法の変更です。
ALTIUM VR2000では、特にこの部分を補強ポイントとし、徹底した見直しを図りました。
また
ハンドリングホールを設定し、
樹脂エッジを装着するなど、ユーザビリティの向上もはかっています。
■ スライド(引き出し)式マザーボードベース(リアパネル一体型)の採用

WiNDy伝統のスライド引き出し式マザーボードベースを復活させ、さらにこのパーツを剛性強化の重要部品として位置付けています。
実装後の接合方式の改良に加え、
キャッチ部、スライドレール部のクリアランスのシビア化により、
シャシー剛性効果を最大限に引き出すことに成功しました。
またユーザビリティの観点から非常にユースフルな機構と言えるでしょう。
■ ハンドリングホール(メインシャシー上部ブリッジ部)設定

パーツ実装後のシャシーハンドリングを考慮した
ハンドリングホールをメインシャシー上部ブリッジ部に設定しました。
WiNDy伝統の手法の復活ですが、これは
シャシー全体剛性の驚異的な向上の副産物でもあります。
■ メインレインフォースバー(マザーボードキャッチ機能付き)

シャシー剛性教強化の重要ポイントである
メインレインフォース(主要補強)バーです。
スライド式マザーボードベースのキャッチ機能を備えるとともに、
強力な剛性を発揮する折り曲げ工法の導入と
ケーブルクランピングホールを無数に設定。
補強機能に加え、機能パーツとしても十分に研究されています。
■ パネル接合構造の大幅変更による剛性強化

シャシー剛性強化の最大のポイントは、パネルの接合方法にあります。
WiNDyでは、メインシャシーを構成する主要パネルの接合方法を従来とは一新し、
ブラインド工法を多用した新設計としました。
これによってスタンダードフルアルミシャシーでありながら
従来のシャシーの約2倍のねじり剛性を実現、
MB並みのシャシー剛性を得ることに成功しました。
■ 新開発HDDホルダー(固定式最大6基/ルーズピッチ式搭載可能)
HDD冷却に重点をおき新開発された専用HDDホルダーは、
HDDホルダーフラップの設定によって
非常に剛性が高まりました。
最大6基のHDDを搭載可能な固定搭載方式に加え、
ルーズピッチ方式でのHDD搭載を可能にした最新機能が魅力。
HDDヘッド部がダイレクトに冷却される独特の形状に加え、
振動吸収性能も向上しています。
※ルーズピッチ方式のHDD搭載を使用した場合、最大5基の搭載となります。
※ 本製品の仕様は予告なく変更することがございます。
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