スタンダードフルアルミシャシーでありながら、従来のMB(マッスルバック:ゲージアップシャシー)基準と同等なシャシー剛性を作り上げる。
強靭でありながら振動吸収性、制振性に優れたシャシー構造を作り上げる。
ALTIUM VR2000に課せられたシャシー剛性に関する目標は非常に高いものでした。
MB化は基本的に30%の素材ゲージ(板厚)アップにより主要シャシーパーツを構成し、パネル一体化することによりねじり剛性で約2倍のシャシー強度を得る技術ですが、すべての素材増加を加味し場合、素材コストは約1.5倍にも跳ね上がります。
ALTIUM VR2000のフルアルミシャシーは、メインシャシー上部ブリッジ構造、メインパネル接合構造等の大幅な変更、スライド式マザーボードの補強構造化、メインレインフォースバー(補強バー)、サブレインフォースバー(補強バー)の取付構造変更等シャシー構成をすべて一新し、
スタンダードフルアルミシャシー構造でありながら従来のMBシャシーを凌ぐほどのねじれ剛性を達成するとともに、
対角歪み剛性で約1.6倍以上の剛性を実現する、WiNDyの新世代フルアルミシャシーとなりました。
カバーをはずし、ホワイトシャシーをハンドリングした瞬間に気づくシャシー剛性の格段の向上。
極め尽くされたシャシー構成パーツの形状、そしてブラインド手法を多用したメインシャシーパネル接合方法。
そこにはWiNDyが長年追い求めたスタンダードモデルでのフルアルミシャシー理想形が存在します。
多品種少量生産手法、ハンドクラフト工程、入念なワンメイク組立工程。
そのいずれもが、この理想のフルアルミシャシーを作り上げる上で必須の製造条件となるのです。
そして、短期間の間に改造、改良が可能なこの生産手法は、日々研鑚を続けるWiNDyシャシーテクノロジの必須条件であることを忘れないで欲しい。
WiNDyフルアルミシャシーを構成するすべてのパーツには確固たる理由が存在し、それがすべて調和した瞬間にアルミシャシーの理想形が生まれるもの。
■ メイン上部シャシーブリッジ構造

シャシー剛性強化の重要なポイントはメインシャシー上部ブリッジ構造の剛性強化および接合方法の変更です。
ALTIUM VR2000では、特にこの部分を補強ポイントとし、徹底した見直しを図りました。
また
ハンドリングホールを設定し、
樹脂エッジを装着するなど、ユーザビリティの向上もはかっています。
■ スライド(引き出し)式マザーボードベース(リアパネル一体型)の採用

WiNDy伝統のスライド引き出し式マザーボードベースを復活させ、さらにこのパーツを剛性強化の重要部品として位置付けています。
実装後の接合方式の改良に加え、
キャッチ部、スライドレール部のクリアランスのシビア化により、
シャシー剛性効果を最大限に引き出すことに成功しました。
またユーザビリティの観点から非常にユースフルな機構と言えるでしょう。
■ ハンドリングホール(メインシャシー上部ブリッジ部)設定

パーツ実装後のシャシーハンドリングを考慮した
ハンドリングホールをメインシャシー上部ブリッジ部に設定しました。
WiNDy伝統の手法の復活ですが、これは
シャシー全体剛性の驚異的な向上の副産物でもあります。
■ メインレインフォースバー(マザーボードキャッチ機能付き)

シャシー剛性教強化の重要ポイントである
メインレインフォース(主要補強)バーです。
スライド式マザーボードベースのキャッチ機能を備えるとともに、
強力な剛性を発揮する折り曲げ工法の導入と
ケーブルクランピングホールを無数に設定。
補強機能に加え、機能パーツとしても十分に研究されています。
■ パネル接合構造の大幅変更による剛性強化

シャシー剛性強化の最大のポイントは、パネルの接合方法にあります。
WiNDyでは、メインシャシーを構成する主要パネルの接合方法を従来とは一新し、
ブラインド工法を多用した新設計としました。
これによってスタンダードフルアルミシャシーでありながら
従来のシャシーの約2倍のねじり剛性を実現、
MB並みのシャシー剛性を得ることに成功しました。
■ 新開発HDDホルダー(固定式最大6基/ルーズピッチ式搭載可能)
HDD冷却に重点をおき新開発された専用HDDホルダーは、
HDDホルダーフラップの設定によって
非常に剛性が高まりました。
最大6基のHDDを搭載可能な固定搭載方式に加え、
ルーズピッチ方式でのHDD搭載を可能にした最新機能が魅力。
HDDヘッド部がダイレクトに冷却される独特の形状に加え、
振動吸収性能も向上しています。
※ルーズピッチ方式のHDD搭載を使用した場合、最大5基の搭載となります。
※ 本製品の仕様は予告なく変更することがございます。