当代きっての人気ゼミ

November
12
2008

 「商学部の村田ゼミ」といえば、僕の時代1~2を争う人気ゼミだった。学部は違うけど、できることなら入ゼミしてみたかった一つだ。人気が出てTVの深夜番組でコメンテーターを始めちゃったときには「先生どうしたのかな?」と違和感もあったけれど。その村田先生が久々に日経ビジネスの「有訓無訓」というコーナーに登場していました。タイトルは・・・・

 

マーケティングは「愛」

    愛情無き商売から脱却を

 

というもの。いかにも先生らしいタイトルです。マーケティングの神様と称された先生のコメントこそ、HOSHINO INGの、そしてWiNDyの方向なのだと思いました。重要な部分を一部抜粋してお借りしようと思います。

 

「モノが売れないと言われて久しい。理由はいくらでも挙がります。世界的な景気低迷、賃上げの抑制、モノ余りによる需要の減退、人口減による市場の縮小・・・。だが、こうした外部環境だけが原因なのでしょうか。戦後、日本を悪くしたものが3つあります。「能率」「マニュアル」「標準化」です。商売に多くの無駄がはびこっていた時代には、これらが3種の神器となって。差別的優位性をもたらしました。コンビニエンスストアが成長した原動力は、まさしくこの3種の神器にあります。ですが、多くの企業が競って効率化を進めていった結果、個性のない店が蔓延し、どこの店で買っても大差ないとおもわれるようになりました。いわば「商売のコモディティー化」が、消費者離れを起こしたのです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(中略)

 

日本から商いの心が薄れ、社会の中が乾燥してしまったのは、経営者自身が愛情を失っているからではないでしょうか。従業員に進んで声をかける経営者は驚くほど少ないし、自ら売り場に立ってお客に思いを伝えている経営者は皆無に近い。景気の動きに一喜一憂するのではなく、愛情の糸をもう一度紡ぎ直すところからやり直さねば、永久に消費の回復はやってこないよういに感じています。

 

                                                 慶応義塾大学名誉教授

                                                         村田昭治

                                                 日経ビジネス2008.11.3号

 

 まさにこの通りだと実感しています。WiNDyは独自の道を独自の価値観と技術で、そしてそこをお客様に一生懸命に説明してゆくことが、マーケティングに繋がるのだと思います。個性こそ、独自のアイディアこそが命であり、ほかでは絶対に手に入れることができないモノ。苦労してもそういう独自の路線を追求する中小企業があってもいいと思っています。

 

 

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Posted by 有海啓介 | この記事のURL |